僕は小説家を目指していた関係で10年以上フリーター生活を行ってきました。
その結果様々なバイトを経験し、バイトリーダーとして面接・採用にも携わっています。
その経験から、バイト面接で採用される極意をご紹介します。
採用されやすいバイト面接のコツ
今回は「応募条件のコツ」「面接時のコツ」についてそれぞれのコツを採用者目線でまとめました。
採用されやすい応募条件
希望出勤日数
不採用の理由の8割以上は希望出勤日数だと考えてください!
採用を募集しているということは、そのお店は人手が足りていないということです。
つまり出勤日数を多く希望している人を優先して採用する傾向にあります。
フリーターならフルタイムの週5日。学生なら週4日を希望してくれると採用する側としては嬉しいです。
フルタイムで出勤してくれる人を採用すればそれだけ採用人数を減らすことができるので教育も楽になるからですね。
もちろんフル出勤を希望しても良いのですが、採用する側として1番嬉しい回答があります、それがフリーターの場合は「週3~5日」学生の場合は「週2~4日」です。これがキラーワードです。
人件費の都合上、アルバイトに支払える給料は限られています。
そこで週に3~5日と含みを持たせてくれていると、繁忙期には出勤して貰えるし、閑散期には出勤を減らすことができるという都合の良い存在として受け取れます。
本当は週5日勤務しないと生活ができなかったり、学校の授業で週4日入るのが無理な場合は含みを持たせずに正直に書きましょう。
ウソの希望で採用された場合、必ず後悔することになります
WEB応募を選択
一昔前ならば電話応募の方が良かったですが、現在はWEB応募の方が良いでしょう。
WEB応募は一般的になっていますし、雇用主のタイミングで電話をかけることができるからです。
面接の時間はアイドルタイム
お店のアイドルタイムを狙ってください。
アイドルタイムとは暇な時間ということです。飲食店に限らず基本的に14時~16時くらいがアイドルタイムの基本です。
この時間帯ならばお店側も余裕があるため、しっかりと面接を受けることが出来ます。
採用されやすいバイト面接時のコツ
大切なのは第一印象
心理学者アルバート・メラビアンが行った研究では、出会ったときの最初の数秒でその人の第一印象が決まるということが分かっています。
固い表情でも構わないので笑顔を心がけましょう。
服装は無難に
服装は無難に抑えた方が良いでしょう。調理などの裏方系ならばあまり気にすることはありませんが、接客業だった場合ピアスやネイルなどはつけない方が無難です。
飲食店なら香水のつけすぎにも注意しましょう。
男性の長髪や明るすぎる髪色なども不採用の要因にあるので覚えておいてください。
履歴書は埋める
特技や趣味など正直書くことに困る場合もあるでしょう。
それでも履歴書の欄は必ず「特になし」以外の文章を記載してください。
面接官も何も書いていないと聞くことが無く、困ってしまいます・・・。
面接時はなるべく話題が豊富で盛り上がった方が印象に残るので採用されやすいです。
質問を用意していく
面接者は最後に「何か質問はありますか?」と尋ねます。
この時になんでも良いので気になったことを質問しましょう。咄嗟に思いつくことが無い場合は事前に用意しておくと良いです。
質問があるということは「このお店で働きたい」という前向きな意思表示となります。
最後はスタッフに会釈
面接はお店奥の事務所で行う場合が多いです。そのため面接が終了したらアルバイトスタッフたちの前を通って退店することになります。
その際は、店内にいるアルバイトスタッフにも軽く会釈をしましょう。
実は面接後に面接者は退店時の様子を確認したりします。余りにも態度が悪いと「あの人は採用しないほうが良いですよ」と助言を受けたりもします。
もちろん普通に退店しても良いのですが、最後の会釈があるだけで印象が大きく変わります。
これは採用されるためのコツでもありますし、採用された後にスタッフとの関係を良好にするコツです。
面接の時点の採用される前でもアルバイトスタッフを今後一緒に働く仲間だと思って接するようにしましょう。
まとめ
- 希望出勤日数は3~5日など含みを持たせる
- WEBで応募する
- 面接時間はアイドルタイム(お店の暇な時間)を希望する
- 第一印象は笑顔で
- 服装は悪目立ちしない無難な格好を選ぶ
- 履歴書は面接官との話題を作るために埋める
- 質問を用意していく
- 退店時には他のスタッフにも会釈をする
これらのことが出来て居ればよっぽどのことが無い限り採用されることでしょう。
この条件は基本的に事前にできることばかりです、実際の面接時にはあまり緊張せずに軽い気持ちで受けて見てください。