トレンドブログではテレビや芸能人の画像を勝手に使っているサイトが多く存在します。
残念ながらそういうサイトは著作権を侵害しているだけでなく、稼ぐチャンスを潰していることに気づいていません。
ここでは、著作権を侵害することは、訴えられるリスク以上に稼ぐチャンスを潰しているということについて説明します。
芸能人やテレビの画像を使ってはいけない理由
芸能人やテレビの画像を無許可で使うことは残念ながらリスクしかありません。
その大きな理由は2つあります。
②広告の審査が通りにくい
はっきり言って、利点を上回るリスクしか無いのです。詳しく説明していきます。
理由①訴えられる可能性がある
芸能人やテレビの画像を無許可で使用することは著作権や肖像権の違反に該当します。
つまり、いつでも訴えられる可能性があるのです。
これは芸能人の画像だけでなく、他人のブログに掲載されている風景写真などにも該当します。
プロ写真家の画像を勝手に使用して、数万円を請求された事例もあります。
インターネットで検索して出てきた画像を勝手に使用することはリスクしかありません。
こんなリスクを抱えてまで、サイトを運営する理由はありません。

でも、芸能人の画像使ってるサイト多いから結局大丈夫なんでしょ?

こっちは芸能人のために拡散してあげてるんだから大丈夫だって!

著作権は親告罪だから大丈夫なんだよ
とか思ってる人も多いでしょう。
親告罪とは著作権を侵害された被害者が訴える必要があり、第三者がいくら「侵害だ!」と声を上げても訴えることが出来ない犯罪のことを言います。
そんな考えを持っている人の方のために現実的な理由を伝えておきます。
理由②広告がつきにくい
現実的な理由として、著作権を違反しているようなサイトには、広告がつきにくいです。つまり、収益の可能性を潰しているということです。
芸能人の写真を勝手に使っているサイトをよく見ると、収益をGoogleアドセンス(クリック報酬型)のみに依存している傾向にあります。
ですが、アドセンスのみに依存していると収益は頭打ちになります。
実際僕の運営するトレンドブログでは、アドセンス広告の1.5倍ほどアフィリエイトによる収入があります。
例えば 「ポテチを食べるCMに出演している女の子は誰?」 というテーマでブログを書くとします。
著作権を違反したサイトはアドセンス(クリック報酬型)のみの収入です。
一方著作権を侵害していないサイトは、アドセンス(クリック報酬型)+サイト経由でポテチを購入した報酬も得ることが出来ます。
訪問ユーザーとしては違法画像をペタペタ貼り付けたサイトを好むかもしれませんが、運営する側としては、訴えられるリスクを避けてさらに報酬も多くなるため、利点が上回るのです。
それでも芸能人の写真を使うには
とはいえ、芸能人の写真を使いたいこともあるでしょう。
その場合は公式SNSの埋め込み機能を利用しましょう。
埋め込み機能は合法なので、問題なく芸能人の画像を使用出来ます。
注意して欲しいのは、Twitterやインスタグラムに投稿された写真の中にはファンによる非合法アカウントがあるということです。
それらのアカウントには名前に「fan」という文字が入っていることが多いです。
時々、SNSで投稿されたテレビや芸能人の画像を埋め込み機能を使って貼り付けたらOKだと思っている人もいますが、これもNGです。
目先のPV数欲しさに著作権を侵害することは収益に結びつかないということを理解して、サイトを運営していきましょう。