フリーターにとっての副業とはなんでしょうか。
フリーターがそもそもアルバイターなのだから、新しくバイトをすることは副業ではなく掛け持ちなのではないか?という疑問が浮かぶと思います。
ここでは長いフリーター経験から得た知識をいかして以下のテーマについて語っていきます。
- フリーターにとっての副業と掛け持ちの違い
- 掛け持ちをオススメしない理由
- フリーターこそ副業すべき理由
- オススメの副業
- やってはいけない副業
フリーターにとっての副業と掛け持ちの違い
副業とは明確な本業があり、それとは別に他の収入源を持っている状態のことを言います。
掛け持ち=兼業とは2つ以上の仕事を掛け持っている状態で本業と副業と分けるほど違いが無い状態です。
ただしフリーターを例にして言うと少し変わってきます。アルバイトは正社員ほど本業と言い切れないからです。
フリーター的に副業と掛け持ちの違いを分けるならシフトを提出している又は固定シフトで働いているアルバイトは本業です。
一方でシフトにこだわらず自分の好きな時間で働いているアルバイトが副業です。
つまり
「シフト制バイト」+「フリータイム制バイト」=本業+副業
「シフト制バイト」+「シフト制バイト」=掛け持ち
ということです。
掛け持ちはやめよう
掛け持ちはなるべく避けた方が良いでしょう。
僕が見てきた掛け持ちをしていた人たちの末路です。
掛け持ちをする
↓
人手が足りない時にシフトに入って欲しいと頼むが掛け持ちがあるので断られる。
↓
仕方なく新しい人材を募集する
↓
逆に人が余り、誰かのシフトを減らすことになる
↓
掛け持ちしている人は他にも収入があるから減らしても大丈夫という結論にいたる
↓
掛け持ちしている人のシフトが大幅に減らされる
理不尽に感じるかもしれませんが、アルバイトはシフトに多く入ってくれる人を重宝します。
掛け持ちをしている人は、罪悪感なくシフトを減らすことができますし、掛け持ちをした結果、逆に総合的な収入が減ったという人も見てきました。
フリーターが副業をした方が良い理由
掛け持ちはオススメしませんが「副業」はオススメします。
理由①時間に余裕がある
フリーターは時間給で働いているので月給で働いている正社員よりも時間に余裕があります。
残業なども殆どありませんし、シフトが決まっているので空き時間を把握しやすく、隙間時間に副業を行うことが可能です。
正社員は時間に余裕が無い場合が多く、副業までするとヘトヘトになってしまって本業に支障をきたす人も多いでしょうが、フリーターはうまく調整することが可能です。
理由②リスクを減らせる
アルバイトは安定していません!
会社の都合でクビを切られないまでもシフトを減らされて収入が激減することは良くあることです。
社員よりも守ってくれませんので・・・。
そんなリスクを回避するためにも、収入源を1つに頼るのではなく、2つ、3つに分散する方が良いでしょう。
安定しないというフリーターこそ、副業が大切になってくるのです。
理由③フリーランスになりやすい
副業でスキルを得ることができれば、その先にはフリーランスという道が開けてきます。
副業⇒フリーランスという流れは正社員でもあってもありますが、そのハードルが全然違います。
フリーターだったら、副業で月収20万円も稼ぐことができればフリーランスという道に進む覚悟がつくはずです。
ですが正社員の場合月20万円の副業ではフリーランスになる決意を持てないでしょう。
フリーターという自由な立場だからこそ、副業を経てフリーランスになる確率が上がるのです。
フリーターにとってのオススメ副業
フリーターにとってオススメの副業は、掛け持ちでは無い=自分の好きな時間に働くことができる仕事です。
在宅が良いのか、外出して稼ぐ方がいいのか。
成果型で得られる報酬が良いのか時間給で得られる報酬が良いのかを選択しましょう。
それぞれの特徴にあったオススメ副業はこちらのページで紹介しています。
おすすめ副業の選び方【在宅⇔外出】【時間給⇔成果報酬】4つの種類から選択!
やってはいけない副業
絶対にやってはいけないのはリスクのある副業です。
・株
・FX
・仮想通貨
これらの副業は時間に縛られることはありませんが、リスクが付きまとうものです。
フリーターという安定しない収入状態で株やFXといったリスクのある副業を選択してはいけません。
よっぽど勉強をして自身があるなら止めはしませんが・・・。
僕はフリーターだった経験上、容赦なく切り捨てられた人や収入が激減して困った人などを多く見てきました。
その経験からもフリーターこそが副業をするべきだと思っています。
副業で収入源を増やすことで心にゆとりも出来ますので、時間のある方は副業にチャレンジしてみてください。